咀嚼能率

お口の重要な機能である食物の摂取や咀嚼嚥下などは、 正しい噛み合わせや正しい咀嚼運動によって最大の能率をあげ得るものですが、 不正な歯並びや異常な噛み合わせが咀嚼能率を低下することがあります。

この能率低下の問題は、咀嚼時の食物の粉砕実験による咀嚼能率の研究によってある程度証明されています。
又 噛む力の低下、咀嚼回数の減少によって唾液の量の減少が起こると言われています。

ゆえに、口腔以外の消化器官に疾患や機能低下のある場合には、 咀嚼能率の低下は好ましくない影響を与えることは考えられます。